コラム

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投稿日:2026年6月4日

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実家じまいと遺品整理は同時にできる?費用を抑えながら 賢く進める方法

「親が亡くなって、実家をどうしよう……」 「いずれ実家じまいをしなければならないけど、何から始めればいい?」 そんな悩みを抱えている方は非常に多くいらっしゃいます。

実家じまいと遺品整理、この2つを「別々に、順番にやるもの」と思っていませんか? 実は、正しく計画すれば同時進行が可能で、費用も時間も大幅に節約できます。この記事では、実家じまいと遺品整理を賢く同時進行するための手順・コツ・費用の目安をわかりやすく解説します。

実家じまいと遺品整理、それぞれの違いとは?

まず、言葉の整理をしておきましょう。

遺品整理とは、亡くなった方の遺品 (衣類・家具・日用品・書類など)を整理・処分する作業です。残すもの・売るもの・処分するものに仕分けし、最終的に部屋や家の中を空にすることが目的です。

実家じまいとは、誰も住まなくなった実家を「たたむ」こと全般を指します。遺品整理はもちろん、家の売却・解体・賃貸化・相続手続きなど、家そのものをどうするかという大きな決断を含む概念です。

つまり、遺品整理は実家じまいの一部と考えるのが正確です。実家じまいという大きなプロジェクトの中に、遺品整理という作業が含まれているイメージです。

この関係を理解しておくと、手順を組み立てやすくなります。

「同時にできる」とはどういうこと?

「遺品整理をしてから、実家の売却を考えよう」という流れで動いている方も多いですが、実はこれが費用と時間のロスにつながるケースがあります。

遺品整理業者と不動産業者をバラバラに動かすと、スケジュール調整のロス・二重の費用発生・精神的な負担の長期化といったデメリットが生じます。

一方、あらかじめゴール (家をどうするか)を決めた上で動けば、

  • 遺品整理の範囲と優先順位が明確になる

  • 不用品の処分と売却査定を同時に進められる

  • 業者への依頼をまとめて交渉でき、費用が下がりやすい

というメリットが生まれます。「同時にできる」とは、単に作業が重なるということではなく、実家じまい全体を見通した上で、各作業を並行・連携させるということです。

実家じまいと遺品整理を同時進行する手順

 

 

ステップ1: 実家の「ゴール」を家族で決める

最初に決めるべきことは、「実家をどうするか」というゴールです。主な選択肢は以下の3つです。

  • 売却する: 最もシンプルで、現金化できるメリットがあります

  • 賃貸に出す: 空き家を活用しつつ収入を得られますが、管理コストがかかります

  • 解体して土地として活用・保持する: 建物を壊して更地にする方法です

このゴールによって、遺品整理の範囲・スピード・必要な作業が大きく変わります。売却を急ぐなら遺品整理も早めに進める必要がありますし、当面空き家として置いておくなら時間をかけて整理できます。

家族での合意形成が最初の、そして最も重要なステップです。特に相続人が複数いる場合は、のちのトラブルを避けるためにも早い段階で話し合いをしておきましょう。

ステップ2: 遺品の仕分け作業を行う

ゴールが決まったら、遺品の仕分けに入ります。基本的な仕分けカテゴリは以下の通りです。

  • 残す・引き取る: 形見として持ち帰るもの、使い続けるもの

  • 売却・買取に出す: 骨董品・貴金属・ブランド品・家電など価値があるもの

  • 寄付・譲渡する: まだ使えるが引き取り手を探したいもの

  • 処分する: 廃棄するもの

この仕分けは、感情的な負担も大きい作業です。一度で完璧にやろうとせず、「思い出の品」は後回しにして、日用品・衣類・書類から始めると作業が進みやすくなります。

また、書類関係(通帳・保険証券・権利書・契約書など)は必ず確認してから処分してください。重要書類を誤って処分してしまうトラブルは非常に多く起きています。

ステップ3: 専門業者に相談・見積もりを取る

仕分けの方針が決まったら、遺品整理業者に相談しましょう。このとき、不動産業者にも同時に査定・相談を依頼するのがポイントです。

遺品整理が完了してからでないと不動産の動きが取れないと思われがちですが、実際には不動産業者も「片付け前の状態」で査定を出すことができます。早めに相場を知ることで、整理の優先順位や売却のタイミングも計画しやすくなります。

遺品整理業者を選ぶ際は、以下の点を確認しましょう。

  • 一般廃棄物収集運搬業の許可を持っているか

  • 遺品整理士などの資格を持つスタッフがいるか

  • 見積もりが明確で追加費用の説明があるか

  • 買取サービスや清掃もワンストップで対応しているか

 

ステップ4: 整理・清掃・手続きを並行して進める

遺品整理の作業中に、並行して進めておきたい手続きがいくつかあります。

  • 相続登記 (2024年4月から義務化されています)

  • 公共料金・各種サービスの解約

  • 固定資産税の確認と納付

  • 近隣への挨拶・工事業者への連絡 (解体の場合)

これらは「遺品整理が終わってから」ではなく、並行して動かすことで全体のスピードが上がります。司法書士・行政書士・不動産業者・遺品整理業者、それぞれの専門家と連携を取りながら進めるのが理想的です。

費用の目安と節約のポイント

実家じまいにかかる総費用は、家の大きさや荷物の量・地域によって大きく異なりますが、おおよその目安は次の通りです。

まず、3LDK程度の遺品整理にかかる費用は15万〜40万円、不用品処分や粗大ごみの処理には3万〜10万円ほどが必要です。さらに、ハウスクリーニングを行う場合は5万〜15万円が目安となります。

また、手続きや解体にかかる費用として、司法書士に依頼する相続登記の費用が5万〜15万円、木造一戸建ての解体費用は80万〜200万円ほどが見込まれます。

費用を抑えるためのポイントは以下の通りです。

  1. ①遺品整理と不用品処分をまとめて依頼する: 複数の業者に分けて依頼するより、ワンストップで対応できる業者に一括依頼するほうが費用を抑えられます。

  2. ②買取サービスを活用する: 遺品の中に価値ある品物がある場合、買取に出すことで整理費用の一部を相殺できます。遺品整理業者が買取も行っている場合は、その場で査定してもらいましょう。

  3. ③家族で事前に仕分けしておく: 業者に依頼する前に、家族である程度の仕分けをしておくと作業量が減り、費用が下がります。特に「残すもの」を先に持ち出しておくだけでも効果的です。

  4. ④売却益で費用を賄う計画を立てる: 実家の売却益が見込める場合は、そこから整理費用を充てる計画を立てると、実質的な自己負担を減らせます。不動産業者に早めに相談して、売却の見通しを把握しておくことが重要です。

感情的な負担にも向き合う

実家じまいは、単なる「作業」ではありません。親との思い出が詰まった家を片付けることは、グリーフ (悲嘆) のプロセスでもあります。

「捨てたくない」 「もう少し待ちたい」という気持ちは、決して非合理ではありません。しかし、判断を先延ばしにするほど、空き家の維持費・固定資産税・精神的な負担が積み重なっていくのも事実です。

専門の遺品整理業者は、こうした気持ちに寄り添いながら作業を進めることを大切にしています。「全部自分でやらなくていい」 「プロに任せながら、大切なものだけ自分の手で選ぶ」というスタンスで取り組むことが、心身の負担を軽減する一番の方法です。

また、兄弟姉妹との間で意見が合わないときも、業者や第三者を交えて話し合うことで、感情的なぶつかり合いを避けやすくなります。遺品整理のプロは、こうした家族間の調整も経験豊富です。

まとめ: 計画が「同時進行」を成功させる

実家じまいと遺品整理は、バラバラに動かすよりゴールを定めて同時に動かす方が、費用・時間・精神的負担のすべてにおいてメリットがあります。

大切なのは、最初に「実家をどうするか」という方向性を家族で決め、その上で各専門家・業者と早めに相談すること。遺品整理業者、不動産業者、司法書士など、それぞれが連携できる体制を作ることで、実家じまいはスムーズに、そして納得できる形で進んでいきます。

「どこから手をつければいいかわからない」という方こそ、まずは遺品整理の専門業者に相談することをおすすめします。お気軽にご連絡ください。

この記事の筆者

株式会社ベストサーブ

BESTSERVE Co., Ltd.

当社は、遺品整理・特殊清掃をはじめ、不用品買取・ゴミ屋敷片付け・消臭消毒・ハウスクリーニング・ リフォームまで、暮らしに関わる幅広いお困りごとに対応しています。
故人様への敬意とご遺族様への配慮を大切にし、一つひとつのご相談に丁寧に向き合いながら、 安心してお任せいただけるサービスを提供しています。

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