2024.09.12ブログ

遺品整理のときに起こるトラブルとは?業者選びには気をつけよう!

核家族化が進み、親の実家の遺品整理をするにも遠くて時間がなかなかとれない。たくさんの遺品を個人で整理、処分するにも体力面にも自信がないなどお悩みの方も増えています。

大切な人の遺品整理はきちんとしたいと思いながらも、皆さんそれぞれのご事情もあって自分たちだけでは手に負えなく業者に依頼をせざるを得ない場合も。

そんな業者に遺品整理を依頼するときに起こりやすいトラブルについて今回はご紹介したいと思います。

悪い業者を選ばないためにも参考にしていただければと思います。



 

遺品整理時に起こるトラブル


①遺品整理の終了後に追加請求されたり、高額請求されたりする

見積りのときに提示された料金にいつの間にか勝手にオプションを追加されたり、見積り時に予想されていたよりも時間や人員がかかったなどと理由をつけて作業後には高額な料金を請求される被害をうけられる事例も多く発生してます。

こちらは詳しい作業のことが分からない上、作業とという状況ということもあり断ることも難しく脅されるような言動をされることもあります。



②遺品を不当な買取りをする

遺品整理業者の中には、不用品の買取に対応している業者も存在します。遺品を買い取ることで故人が大切にしていたものを単に処分するのではなく、必要としている誰かに使ってもらうという形で故人の思いを繋げることができます。

また、買い取った金額を遺品整理の作業費用から差し引くことも可能です。

しかし、悪い業者は、買い取った遺品をオークションサイトなどで販売し利益を得るために、買取時に不当に安い価格で買い取ろうとします。

遺品の価値の判断ができない、買取価格の相場が分からないなど気になるときは、すぐに買取りを依頼せず、見積りだけお願いし他の買取業者などにも買取り価格を出してもらい相場などを知るのも一つの方法でしょう。

 

③遺品の盗難

遺品整理の作業中に貴金属や現金など高価なものが出てくることもよくあります。

あってはならないことですが、遺品整理業者の中にはこれらの現金や貴金属を盗むといった事件も発生しています。

会社ぐるみではなく、手癖の悪い従業員によって盗難が起こるケースもあります。

そのため、貴重品は予め金庫に保管したり、出来る限り立ち合い、作業を見守るということも大切です。



④回収した遺品の不法投棄

処分するために回収した遺品は、各自治体のルールに従って処分をすることが本来の方法ですが、山の中などに不法投棄をする悪質な業者も存在するのは事実です。

もし、不法投棄されたものの中に住所や名前などの情報が紛れ込み、個人を特定できてしまう場合には遺族が不法投棄の罰を受けることになってしまうケースもあります。

 

⑤強引な契約

キャンペーンなどを謳って強引に契約の即決を迫り、急かしてくるケースもあります。中には契約するまで長時間居座ったり、怒鳴り声をあげるなど脅してくるケースもあるようです。

特に高齢者や女性などを狙って迫ってくる場合が多いようです。



⑥煩雑な作業や遺品等を破損する

故人や遺族にとっては大切な遺品であるという認識がない業者も中にはいます。そのような業者は遺品の扱いが雑で、遺品を破損してしまったり、家の壁や床に平気で傷をつけたりします。

大型家具などを移動させる場合には、壁などを傷つけないように養生してから作業をするのが本来の作業方法ですが、そのような配慮がなく作業が進められトラブルにつながるケースもあります。

 

 

◎悪い遺品整理業者の特徴


*現地訪問をせずに見積を出す

電話やメールのやり取りだけで見積を出そうとする業者は注意が必要です。正確な見積を出すためには現地に訪問し、実際の遺品の量や状態、周辺情報などを確認した上で金額を出すことが本来のやり方です。

電話やメールだけでの見積の場合、当日作業をした際に遺品を全て回収しきれない、追加料金を請求されるなどのトラブルにもつながる可能性があるので、現地訪問をしない業者は疑った方がよいでしょう。



*料金が安すぎる

見積の金額が明らかに安すぎる場合も注意しましょう。見積時は安く提示しながら作業に取り掛かってから何かと理由をつけて追加料金を請求をしてくるといった悪徳業者の可能性が高いです。

料金が安いからといって安易に決めてしまわず、3社くらいの業者に相見積もりを取ってある程度の相場をみてから決めるのがよいでしょう。

 

*見積が明確でない

本来見積書には、どの作業にどのくらいの料金がかかるのかという内容を記載されたものを提示してくれます。訪問見積の際に見積書を出してくれなかったり、作業内容に対して明確な料金の提示がなかったりする業者には要注意です。

作業当日に見積で出した分は作業費のみなどと言われ、追加で提示された料金を支払わなければ作業途中でも帰ってしまうという業者もいるようです。

見積時には明確に内容と料金が分かる形のものを出してもらいましょう。また、追加料金やキャンセル料などについても事前に確認しておきましょう。

 

*業者情報が公開されていない

良い業者は、ホームページなどに会社の所在地や連絡先、代表者名、保有資格、遺品整理などの作業の実績などについても明確に載せている場合が多いです。

ホームページをもっていても上記のような会社についての内容が不明瞭で実績なども不明な業者の場合は形だけのサイトをあげているにすぎないケースもあるので注意が必要です。

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