2024.10.15ブログ

古くなったエアコンの処分方法

夏の熱中症対策にも欠かせないエアコン。年数が経ち効き目も落ちてくると買い替えや処分を考えますが、いざ処分するとなるとどうしていいのか分からない方もいらっしゃると思います。

エアコンは家電リサイクル法に定められた家電製品の一つとされているため、単に粗大ゴミとして処分することはできません。知らずに間違った処分方法を行えば不法投棄につながりかねません。

今回はエアコンの処分方法についてご紹介させていただきたいと思います。


◎エアコンの処分方法


①新しいエアコンを購入する販売店で引き取ってもらう

エアコンを新しく買い替え、家電量販店などで購入する予定の方にとっては一番簡単に処分できる方法となります。新たなエアコンを取り付けてもらうときに、古いエアコンも取り外してもらい、撤去することが可能です。

手続きは購入時に家電量販店で行いますが、作業は委託を受けた業者が訪問して行います。この場合『料金販売店回収方式』となり、撤収時にリサイクル料と収集運搬料などの支払いをすることになります。

新たなエアコンを買い替える方にはおすすめの方法で、古いエアコンと新品を交換してすぐに使うことができます。

 

②処分するエアコンを購入した販売店で引き取ってもらう

買い替えではなく、引っ越しや売却などでエアコンが不要となった場合には、過去にそのエアコンを購入した店に引き取りを依頼する方法があります。家電量販店などで購入し保証書が残っている場合は、この方法が有効です。この方法時も『料金販売回収法式』で撤収時にリサイクル料と収集運搬料などの費用を支払います。

エアコンの処分だけをしたい方で、過去に購入した店が分かっている方にはおすすめです。



③指定引取所に持ち込む

自治体指定の引取所に持ち込む処分方法もあります。この場合、リサイクル料のみ支払えば運搬料はかかりませんが、自身で取り外しをして指定引取所までエアコンを持ち込む必要があります。

自治体によっては自宅前までエアコンを回収しにきてくれる引取所もあるようですが、そのような場合は運搬料金がかかります。また取り外しは行っていないので自身で取り外すか、取り外しだけ業者に依頼する必要があります。

そのためこの方法は、自分でエアコンを取り外し、運べる方にはおすすめです。

 

④自治体の収集サービスを利用して処分する

居住する自治体によって処分の手続きや対応内容などは違ってきますが、家電リサイクル収集サービスを行っているところもあります。

自治体の収集サービスを利用すれば、自治体の職員が自宅までエアコンの回収に来てくれるため自身で運搬する手間が省けます。

ただし、自治体のサービスにはエアコンの取り外し作業は入っていないため自身で取り外すか、業者に依頼する必要がでてきます。

こちらの方法も自分でエアコンを取り外しできる人にはおすすめです。

 

⑤リサイクルショップに持って行く

まだ使えるエアコンであれば、リサイクルショップで買い取ってもらえるかもしれません。買取りが可能な場合は、処分費用がかからず買い取ってもらえたら意外な臨時収入にもつながるかもしれません。

ただし、製造年月日から5年以上経過しているものは、値段がつかなかったり、状態が悪いエアコンの場合は買取りも引取りもしてもらえないかもしれないので注意しましょう。

また、一般のリサイクルショップでは買い取ってもらえない場合もあるため、事前に電話などで確認しておくのがよいでしょう。



⑥不用品回収業者に依頼する

一気に処分を済ませたい人は、不用品回収業者に依頼する方法もあります。

不用品回収業者の中には、買取りもしてくれるところがあり、処分する予定のエアコンが買取りになった場合は回収・リユース扱いになり、家電リサイクル料は発生しません。

また、エアコンの状態が酷い状態であっても不用品回収業者なら引き取ってくれます。

ただし、他の処分方法に比べて便利な分、費用が高額になる可能性もあります。

そして業者選びの際には慎重に選ばないと違法な不用品回収業者に依頼してしまうことになるので注意が必要です。

 

 

◎エアコンの取り外しについて


エアコンの処分方法について何点かご紹介させていただきましたが、エアコンの取り外しは専門業者に任せることをおすすめします。

なぜなら、エアコンは、コンプレッサーやフロンガスなどを扱っているため、扱いを誤ってしまうと破裂や爆発などの事故を招く危険性があるからです。安全面だけでなく作業の効率面でも専門業者に任せると素早く進みます。

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